交感神経と勃起

勃起は副交感神経の興奮で起きるといぅことを説明しました。勃起が維持できる秘密も理解していただけたと思いますが、いったん起きた勃起が 永遠に続くことはありません。実は勃起は交感神経の働きで消えてしまい ます。たとえば、学生の頃エッチな本をこつそり見ていて勃起している時に、部屋の外で物音がしたり、母親がノックをしたり、そのような時には いともたやすく勃起が消えてしまつた経験があると思います。これは交感 神経の働きです。交感神経は緊張の神経です。会議で発表が近づいた時な ど、緊張でドキドキします。これは交感神経から放出されるノルアドレナ リンという物質の作用。ノルアドレナリンは血管を収縮させる働きがあり、 その結果血圧も上昇します。心臓のドキドキも交感神経の働きです。この 交感神経の働きで勃起が消えてしまうのです。

交感神経と副交感神経は自律神経といいますが、緊張が交感神経、リラ ックスが副交感神経の役割と考えていただければわかりやすいと思います。 つまり、ノルアドレナリンが放出されるような緊張状態では、リラックス の神経である副交感神経は働きません。勃起に必要なNo二酸化窒素)も 放出されないので勃起しないというわけです。リラックスした状態で初め て20が放出され、勃起が起きます。しかし、20が放出され勃起してぃ る状況でも、ひとたび緊張状態に入ると交感神経のスイツチによってNo が出なくなります。それだけではありません。陰茎海綿体の平滑筋も交感 神経が働くと収縮してしまいます。収縮した海綿体には血液を十分蓄えることができなくなり、その結果、白膜で圧迫されていた静脈も解放され、 血液が陰茎外へ逃げていきます。このようなことが瞬時にして起きるため、 それこそ、ふにやふにやつと勃起が消えていくのです。

男性は難解な問題を考えるような緊張状態が続くと、ふとエッチなもの が見たくなることがありますが、これも副交感神経を興奮させて、リラッ クスしたいという心理の表れかもしれませんね。

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